サウナにハマると、毎日でも通いたくなるものですよね。
仕事終わりに浸かれた身体をサウナで癒し、休日には朝からサウナ施設に入り浸る…。
サウナはもはや生活の一部。
てな感じで、私自身も週4でサウナ通いをしていた時期があったのですが…なかなかの出費でした(笑)
1回の出費は1000円~2000円ほどですが、ちりも積もれば山となる。
さらに、施設に通うのも地味に面倒。
それならば、自宅でサウナをやっちゃおう!
とはいえ、実際に買うかどうか考え始めると気になることがたくさん出てきますよね。
この記事では、おうちDEサウナが気になる!という方に向け、購入を検討するにあたって特に気になるポイントにしぼってご紹介します。
いきなりですが、まずは実際に使用してみて、こんな人にはおうちDEサウナを購入するメリットが大きいと感じました。
というわけで…そんな人へ向けて!この記事で詳しくレビューしていきます!
おうちDEサウナとは?
一言で言えば、ワンタッチで簡単に設営できるコンパクトな一人用サウナテント。
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80℃~95℃の高温サウナを楽しめる本格派にも関わらず、賃貸マンションやアパートの室内でも気軽に使用できるんです。
まずは、そんなおうちDEサウナの詳細を、ポイントを絞って簡単にご紹介します。
ちなみに、一軒家に住んでいて、簡易なものにはこだわらずに自宅用サウナの設置を検討している、という場合にはこちら↓が便利でおすすめなのであわせてチェックしてみてください。
おうちDEサウナの強み
自宅で楽しめるテントサウナの商品はいくつかありますが、それぞれ特徴や強みが異なります。
特に強調しておきたい、おうちDEサウナの特徴とアピールポイントはこちら。
- 80℃~95℃でロウリュ可能な本格派
- 賃貸の室内でも気軽に使える
- ワンタッチで簡単に設営できる
- ストーブは電気式で家庭用コンセントにつなぐだけで使える
とにかく本格派なのに比較的手軽であるということが最大の強みといえるでしょう。
もちろん、電源があれば屋外のキャンプ等でも使用できます!
セット内容
↑セット内容写真(※サウナストーンを乗せているトレーは私物です。)
- テント本体
- ストーブ(電気コード式)
- 温湿度計
- サウナストーン(2kg)
- 取り扱い説明書
セットには、基本的な道具が含まれています。
が、しかし!
実際に設営して使おうとすると、セットに含まれないけれど明らかに必要なものが他にいくつかあるのです。
そちらは後ほど「セット以外に必要なもの」の章でご紹介します。
値段
おうちDEサウナの価格は、下記のとおり。
120,000円(税込)→792,000円(税込)※キャンペーン価格(2024年1月現在)
40,800円の割引はかなり大きいですね。
キャンペーンは期間限定で、いつ終了になるか分からないので注意が必要です。
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おうちDEサウナのサイズ感
実際購入して使ってみるとなると気になるのがそのサイズ感。
自分の部屋にテントサウナなんて設置するスペースあるかな?
置けたとしても、収納するスペースはどれくらい必要なんだろう?
購入を検討する際にはかなり重要なポイントですよね。
おうちDEサウナはそのコンパクトさも大きな強み。
設置した状態及び、収納するときのサイズは以下のとおり。
テントを温めた後でも、テントの外はほとんど熱くならず、テント自体のサイズは85cm×85cmなので、1m×1mのスペースがあれば問題なく設置できると思います。
が、注意しておきたいのは、近くに電源が必要であるということ。
テントの設置はストーブの電源コードが届く場所である必要があります。
安全のため、タコ足配線はNG。
さらに、アース接続が推奨されています。
ちなみに、こちら↑のようなレイアウトの場合、テント外にでるストーブのコードの長さは、約2mちょっとです。
テントはかなりコンパクトに畳むことができ、幅10cmほどの隙間があれば収納できそうです。
押し入れやクローゼットの隅にシュルっと滑り込ませて収納もできますし、ストーブと一緒に置いておいても場所をとりません。
そしてストーブがこちら。
比較対象として一般的なサイズのティッシュボックスケースを置いています。
ストーブは幅20cmで比較的スリムなため、収納時も置きやすいと評判です。
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セット以外に必要なもの
セット内に含まれるものもフルセットではあるのですが、実際に設営してサウナに入ろうと思うと別売りだけれど必要なものがいくつかあります。
ここからは、準備しておきたいものをご紹介。
絶対に必要なもの(別売)
セットに含まれず、準備が絶対に必要なものがこちら。
これらは、取扱説明書にも記載がありました。
実際使ってみて感じましたが、耐熱グローブやトングは本当に必須です。
なぜなら、片付けの際にストーブ本体やサウナストーンかなり高温になっておりなかなか冷えないから!
自然に冷えるのを待っていると、いつまでたってもテントを折りたためないのです。
というわけで、手際よく片付けを進めるためにも絶対に必要だと思いました。
テント内で使う椅子は言うまでもなく必需品ですが、座れるバケツ等にサウナマットを敷く、お風呂用の椅子で代用するといったこともできます。
どちらにしても椅子か椅子替わりになるものは絶対に必要です。
必須ではないがあると良いもの(別売)
設営に必須ではないけれど、せっかくのおうちDEサウナを楽しむために用意しておきたいものがこちら。
おうちDEサウナは、セルフロウリュを楽しめる仕様になっています。
ロウリュをすることで体感温度があがってより良いサウナになる、というところもありますから、せっかくならロウリュを楽しみたいところ!
テント内が狭いので、ロウリュ水の跳ね返りによる火傷を防止するためにも、ロウリュ用の柄杓は柄の長いものがおすすめです。
また、ストーブは、注いだロウリュ水がストーブ内を通過してそのまま下に落ちる構造になっています。
つまり、蒸発しきらなかった水はダイレクトにストーブの下に落ちて溜まっていくので、下手をするとストーブの下は水浸しでジャバジャバになります。
その水を受けるため、ストーブの下にトレイなどを置いておくと安心。
今回は、使っていないオーブントースターのトレイをこんな感じで設置しました。
また、ロウリュ水や汗でテントの床が結構濡れるので、敷き詰める用の大き目のバスタオルが2~3枚あるとより快適だと思います。
S字フックについては、付属の温湿度計をテント内に吊り下げるのに使います。
S字フックがなくても、テント内に付いているメッシュポケットに入れても使えるので必須ではありませんが、あると温湿度計が見やすく便利です。
また、今回は準備をしませんでしたが、足置き用の台があるとなおGOOD。
足元は比較的温まりずらいため、足をより高い位置に置いておくことで、全身をまんべんなく温められるからです。
私はいつもサウナ室ではベンチに体育座り派なので…
風呂場の椅子などを足置きとして代用しても良いと思います。
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実際にやってみた!
いよいよ!設営して実際に入ってみました。
セッティング方法とかかる時間
セッティングは非常に簡単です。
そもそものテントを設置するのが一番難しいイメージがありましたが、実際にはこれが一番簡単でした。
なぜなら、袋から出して広げるだけで勝手に立ち上がって完成するから。
はじめはこの状態なのが…
少し手で広げるだけで…
ものの数秒で勝手にドゥンッと勢いよく立ち上がっていきなりテントが完成します!
こんな感じです。ワンタッチテント、最強。
あとはテント内の環境を整え、ストーブを準備して電源を入れるだけです。
サウナストーンは、ストーブの上にのせることもできるとありましたが、なかなか不安定なのでストーブ内に入れることをおすすめします。
ちなみに、ストーンをストーブ内に入れるには、ドライバーでストーブの上部を開ける必要がありますが、これもすぐ終わります。
コードは、テントの後部にあるコード用の穴からテント外に出してコンセントに接続します。
そして本体の温度調整ツマミと電源ツマミを回して電源をON。
設置が初めてで写真も撮りながらの私が、ここまでの設置にかかったのは約10分。
数回使用して慣れればおよそ5分で設置が完了すると思われます。
そして…
設置が終わったら今度は、サウナ室のあたためです。
気になるのは、実際には高温になるまでに何分かかるのか、という点です。
今回の使用の条件はこちら。
- 12月末某日
- テントを設置したリビングは室温18℃
18℃スタートで、5分間で約10℃ずつ上がっていくペースでした。
あたため開始30分で約75℃。
40分で約80℃まで上昇。
その後、約90℃になるまでは、温度が上がりにくくなり、90℃になるには結局1時間ほどかかりました。
夏場などはもう少し温度上昇が早いと思われます。
温度や使用した感想
私は中高温で湿度の高いサウナが好きなのと、早く入りたくて待ちきれなかったこともあり…(笑)
開始40分、約80℃で入室!
80℃超えの室温+ロウリュでかなりの高湿度を保てるので、体感温度の高さは想像以上!
十分すぎるほどです。
テントのコンパクトさゆえに、湿度も上がりやすいのかもしれません。
上の画像を撮影したタイミングでも、室温83℃の時点での湿度が70%を超えていました。
非常に高い湿度を保てるので、息苦しさはほとんどなし。気持ちの良い熱さを感じられました!
やはり、中高温のテント室内にロウリュでガンガン湿度を上げて体感温度を上げていくのが、私的おすすめです。
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使って感じた注意点
実際に使ってみて、ここはやってみないとなかなか気が付かないな、と思った注意点をご紹介します。
室温が上がるまで時間がかかる
これは、私の想像力が足りなかったところでもあるのですが…(笑)
テントの設営自体は慣れてしまえば5分で完了します。
が、ストーブでテント内の温度が上がるまでまあまあ時間がかかるのです。
季節や設置する部屋の室温にもよりますが、80℃以上にするには最低でも30分~40分は待つ必要があります。
設営だけ済ませて、温めている間別のことをしながら待てばそれで済む話ではあるのですが、平日の夜に楽しむ…といったことを想定するなら、この部分も考慮してスケジュールを立てないといけませんね。
時間の余裕がないときにはできないな…
もたもたしてると室温が下がりやすい
テントはかなりコンパクトですが、出入り口はしっかり大き目のジッパー式になっています。
出入りで足をひっかけたり、かがんだ際にストーブに接触したりするような事故を防ぐためにも、ジッパーを全開にして出入りするのが安全。
ですが、テントがコンパクトゆえ、ジッパーを全開で開けっ放しにしていると結構温度が下がります。
とはいえ、普通に入退室する分にはさほど温度は下がりません。
出入りの際はジッパーを締めた状態で身支度を整えてから、サッと入退室しましょう!
無対策だと床が水浸しになる
「必須ではないがあると良いもの(別売)」の章でも触れましたが、ロウリュ水がそのまま下に通り抜けるストーブの構造と自らの発汗により、テント内の床が結構濡れます。
今回私は予習して、床にバスタオルを敷き、ストーブの下にトレイを設置。
ところが、ジャバジャバロウリュをしていたら、はみ出してまあまあな量のロウリュ水がタオルに染みました(笑)
設置したトレイがストーブより若干小さめだったのもあると思います。
取り扱い説明書にはこういったことの記載が特にないので、何も下調べしていなかったらうっかり無対策でやってしまうところでした。
快適なテント内環境を保つためにも、片付けを楽にするためにも、やはり対策をしておくのが安心です。
家庭用サウナが欲しいなら積極的に検討すべき!
いかがでしたか?
家にサウナをたてたい!というのは、サウナーであれば誰もが一度は抱く感情と言えるでしょう。
折りたたみ式で楽しみたいときにだけサッと設置でき、かつコンパクトで収納もそれほど場所を取らない、というのはめちゃくちゃ魅力的ですよね。
それでいてしっかり温度も上がりロウリュまでできちゃう本格派。
さらに、賃貸でも安心して気軽に楽しめるのですから、言うことなし!なのではないでしょうか。
家庭用サウナが欲しいと思ったときには、是非検討してみてください。
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ちなみに、”テントサウナ型”であることや設置の手軽さにこだわらず、とにかく本格的な自宅用サウナを設置することに重きを置いている!という方は、こちら↓もおすすめです。
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